リーダーシップ
それでは、このセッションではリーダーシップの話をしていきます。
リーダーシップとは一体なんでしょう。
たぶんリーダーシップという言葉、何度も耳にしている言葉だと思います。
ま ずここでは、飲食店の店長のリーダーシップという話を具体的にしていきたい と思います。
まずリーダーシップとは、ゴールに導く力と考えられます。
それを飲食店の店 舗に当てはめると、スタッフの協力のもと売上目標を達成する力、ということ ができます。
まずはじめに話をしたいのは、リーダーシップとは決して持って生まれた才能 ではなく、努力次第で誰でも身につくものであるということです。
そしてリー ダーシップとは意志力であり、必ずメンバーをゴールに導くという決意である ということです。
ですからその思いを強く持ち、強い意志力を持ち、必ずメンバーをゴールに導 くという、その決意さえあれば、自ずとその店長のリーダーシップは磨かれて いきます。
それでは、店長に求められるリーダーシップとはどのようなものでしょうか。
非常に重要な話をします。
店舗の売上は店長によって決まります。
ですから例えば二店舗の飲食店があるとします。
一店舗は繁盛店、もう一店舗 は不採算店です。
この繁盛店と不採算店、この両店の店長をもし入れ替えたと します。
そしてどのようなことが起こるか。
結果は非常に明らかです。
繁盛店の店長が不採算店に行けば、その不採算店は必ず繁盛店に生まれ変わり ます。
そして繁盛店に不採算店の店長が行けば、その繁盛店は確実に不採算店 へ変わっていってしまいます。
もう一度言います。
店舗の売上は店長によって決まります。
何故かと言うと、 売上というのは QSC、この 3 つの店舗力と、いかに販促を効果的にかけていく か、これによって売上が決まるからです。
ですから、この QSC、販促の徹底を、スタッフの協力のもと実践し、売上目標 を達成すること。
これが店長に求めるリーダーシップなんです。
QSC、そして 販促。
これはどちらも、いくら店長が一人で頑張っていても絶対に成果は出て きません。
ですから飲食店の店長はしっかりとリーダーシップを発揮して、こ のようにスタッフの協力を元に実践し、売上目標を達成するということが、必 ず必要になるのです。
ここでは先に、失敗するリーダーの特徴を挙げていきます。
まずは以前のセッ ションでもお話ししました、基本力、作業力が不十分。
実際はリーダーシップ を発揮する、あるいはスタッフからの信頼を得る、そして部下をマネージメン トする。
全てにおいてこの基本力と店舗における基本的な作業力、これは店長 にとって必須の力になります。
そして次には、自分だけがルールを守らない。
店長だからこそルールを自ら守 り、それを部下に徹底する必要があるんですけども、何故か自分は店長だから といって特例扱いをしてしまう。
そんなことをすると、必ずリーダーとして上 手くいかなくなってしまいます。
そして、役職の傘を借りる。
これも部下のスタッフは本当によく見ていますの で、ただ店長というバッジだけでは絶対にリーダーとして認めてくれることは ありません。
そして次は、結果を出さない。
やはりしっかりとチームをゴールに導く。
そし てチーム全体で達成する。
そしてその達成感を一緒に分かち合う。
ですから、 店長がリーダーシップを発揮するためには、しっかりと結果を出すということ も、非常に重要なポイントになるのです。
これはただ単純に売上達成だけではなくて、日々店長が言葉に出すこと。
言っ てること、っていうことを必ず実行してください。
あの店長は言ってるだけで、 口だけで何もしない。
あるいは口ばっかりで行動しない。
そんなことを言われ ては決してリーダーシップは発揮できません。
そして最後は、優柔不断。店長というのは意思決定をする必要があるのです。
店長というのは意思決定をするのが責任なんです。
もちろん、常に 100%正しい 意思決定ができるかどうかというのは非常に難しいですし、それを考えると意 思決定をする恐怖というのも出てくると思います。
しかし店長は役割として決 めることを決める。
ただもちろん、決めたことをもし問題があればすぐに修正 をかける力も必要ですけども、まず重要なことは優柔不断にならずに、しっか りと責任として意思決定をする、これが出来ないとリーダーとしての役割が全 うできなくなってしまいます。
それでは、リーダーシップを身につけるためにはどうすればいいのか。
まずは ゴールを明確にしてコミットメントをする。
ゴールを明確にするというのは、 もちろんゴールを言語化して数値化すること。
そしてさらには、明確な完成図、 理想の店舗像というのをしっかりとイメージをすること。
そして必ずそのゴー ルに全員と辿り着くということをコミットメントすること。
このコミットメン トする力を常に意識して覚悟していく。
これをすることで、リーダーシップと いうのはどんどん上がっていきます。
そして次は、スタッフの協力を得るためにコミュニケーション能力を上げるこ と。
次には、諦めずにしっかりと指導をし続けること。
そしてスタッフの成長 に貢献すること、この覚悟、コミットメントをして、しっかりと指導をし続け てください。
指導をし続けることに対しても、やはり恐怖を感じることもあるとは思います。
しかしスタッフはそんな中でもしっかりと自分のためを思って指導してくれて るというのが、全てスタッフに伝わるんです。
そのことを徹底的にやり続ける こと。
それによって自分のリーダーシップというのはどんどん上がっていきま す。
そして次は、スタッフの信頼を得るための人格です。
やはりリーダーシップを 磨くためには、小手先のテクニックで何とかしようとしても、それは周りの人 に全て見透かされてしまいます。
人格というのは在り方です。
その在り方を磨 くためには、しっかりと基本力を磨いていく必要があるのです。
そして最後になります。リーダーシップを身につけるために最も重要なこと。
それはまず自分が行動を起こすことです。
その行動を積み重ねることによって、 自分の中でリーダーシップが磨かれていきますし、周りのスタッフもあなたの 行動を見て、あなたをリーダーとしてどんどん認めていくことになるのです。


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