「伝える」と「伝わる」の違い
「これは言わなくても分かるんじゃない?」
「前も言ったから覚えてるよね?」
このような会話は、日常生活でも度々使われることがあります、
しかしこれは、「伝える側」の目線での言葉です。
伝える側は「伝えた」と思っていても、
相手には「伝わっていない」ということはよくあります。
ですので「伝える」ではなく、「伝わる」ということを意識しなくてはいけません。
「相手に伝わる」ことの本質とは?
「相手の立場に立って考える」という事は全てのビジネスに共通する、
最も本質的な考え方です。
本質は、「共感」や「イメージ」にあります。
「話しが面白い人」と「つまらない人」
世の中には「話しが面白い人」と「話がつまらない人」がいますが、
話しが面白い人というのは、「相手にイメージ伝える」技術に長けています。
面白いお笑い芸人のトークを分析すると、必ず冒頭には、
「これは僕が小学生の時の話しなんですが…」
「この間、深夜にコンビニ行った時の話しなんですが…」
というように、
必ず「どんな状況」なのかという「説明」から始まります。
これはまず、相手に自分が経験した「状況」をイメージできるために伝えています。
イメージが伝わらないと、人は共感できない
話しがつまらない人の特徴として、
「相手にイメージを伝えられていない」ということがあります。
例えば、
「昨日こんな面白いことがあってさ、昨日佐藤とご飯食べてたら、
佐藤が急に踊り始めて、俺も店員も爆笑しちゃってさ。面白いだろ!」
上記は少し極端に伝えましたが、実際、これに近いようなことをしている人は沢山います。
しかし、こんな話しをされても、全くその時の様子や情景が思い浮かんできませんよね?
上記のように…
「話している側」には、その時の状況や情景が鮮明に思い浮かんでいるから面白い。
しかし、
「聞いている側」には、全くその時の状況や情景がイメージが出来ていないから、
面白くない。
ということがよくあります。
これでは相手に「共感」を生むことは出来ません。
あなたがイメージ出来ることと、他人がイメージ出来ることは違う
先ほどの例で言うと…
・そもそも「佐藤」ってだれ?
・佐藤はどんな人なの?
・佐藤とあなたの関係性は?
・どこでご飯を食べていたの?
・時間帯は?
・それはいつの話し?
・どんなご飯を食べていたの?
・なぜ佐藤は踊り始めたの?
・店員とあなたの関係性は?
などなど、
話している側が理解していることと、
聞いてる側が理解していることは大きく違うということです。
聞いている側に様々な「?」がある状態では、
イメージをすることが出来ないため、そこに「共感」は生まれません。
これは、普段SNSで投稿をするときも同じです。
自分にイメージできていることと、
相手がイメージできることは違うということを、
しっかりと意識しなくてはいけません。
客観的に見直してみる
SNSで「自分が投稿をした記事」を翌日に見直してみると、
そこに違和感を感じることがあります。
これは、自分が文章を書いているときにイメージしていた事と、
今の状況やイメージが違うために起きています。
つまり、
過去の自分と今の自分ですら、
「イメージは異なっている」ということです。
SNSではそれを、他人に伝えている訳ですから、
より慎重に「イメージを伝える」ということを意識しなければいけません。
どんな人が自分の投稿を見ているのか
子供に話す言葉と大人に話す言葉を変えるように、
情報を発信するときは…
相手が「理解しやすい言葉」で伝えてあげる、ということが大切になります。
例えば…
業界の専門用語を多発する人がいますが、
見ている相手がその業界関係者でなければ、相手にうまくイメージを伝えられません。
あなたのブランディングが「料理」の場合、
ターゲットが「料理初心者」なのか、「料理経験者」なのかでも、
「伝わる言葉」は変わります。
もし料理初心者に伝える場合は、
「あなたが料理初心者だった頃」を思い出して、言葉を選んであげると良いです。
これが「相手の立場に立って考える」ということです。
文章のチェック
・これを読んで、相手は、状況や情景をイメージできるか?
・自分にしかわからない状況や情景はないか?
・ターゲットに伝わる言葉を使っているか?
・相手にも自分と同じイメージが想像できるか?
・イメージを伝えるために、他に伝えるべき要素はないか?
などなど、
これらを普段の投稿で意識することで、より相手からの「共感」=「いいね」は増えます。
相手に何かを伝えるとき、投稿をするときは、
相手の「イメージ」と「共感」を常に意識していきましょう。



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