外観の雰囲気に合わない場合の店頭装飾はどうするべきか?
質問
当店は創作イタリアンを出してる店なんですが、店頭に、のぼりや
そのような場合は 何か良い方法は有りますでしょうか?
回答
店頭を装飾してしまうとお店の雰囲気に合わない、ということはどうしてもあると思います。
ただ、外から見て何屋なのか、どんな商品があるのか、価格帯はどのくらいか、などの情報は最低限提示しておく必要があります。
その情報がなければ、お客様は入店を躊躇してしまいます。
どんなお店か分からないまま入店するのは不安だからです。
なので、よりしっかり情報を提示しているお店の方に行ってしまいます。
また、視認性の良くない場所などにある場合は、ロードサイドなど人目のつきやすいところに看板を設置するなど、しっかりと存在をアピールしていかねばなりません。
集客の基本は、お店の前を歩いている人をいかに呼び込むか、というところにあります。ネットが普及して検索してお店を見つけてくれるというケースも増えては来ていますが、お客様がお店を直接検索してご来店されるというケースはまだまだ多くはありません。
それに、ネットからの集客は時間もコストもかかります。
競合も多いので、ネットから集客するのもなかなか簡単ではないのです。
飲食は、店頭表示が最も効果の高い集客方法です。
一見さんお断りや会員制など積極的に集客する必要のない店は例外としても、効果的に集客するためには店頭でのアピールは必須の項目です。
集客に困っている、とご相談されるほとんどのお店が、店頭や看板などの基本的なことができていないという事実があります。
ここをしっかり改善するだけでも確実に集客は上がってきます。
店頭アピールの施策に関しては、集客基礎講座を参考にしてください。
例えば、デザイン性は下げずに、上手に写真を使って一番商品のパエリアと肉の盛り合わせを提示します。
店頭のポイントは「何屋かが伝わる事」「店の一番商品が伝わる事」「いくらぐらいの予算かがわかること」です。
看板は別にコストのかかる看板屋さんに頼む必要はありません。
ポスターを額に入れて照明を当てれば、自分でも安価でつくることは可能です。
費用もかかりませんし、ポスターはすぐにつくることができます。
そして、余裕ができてから看板に投資をしていけばOKです。
また、遠くからでも視認できるほどの大きなタペストリーも効果があります。
デザイン性と効果性のバランスを取ればイメージを崩さずいけると思いますし、ネットならタペストリーもそれほどコストをかけずにつくることができます。


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